【収益化の話】Googleアドセンス一本はNG
ペンギンペンギン

こんにちは!
当ブログ管理人のペンギンです。

ブログを収益化するにおいて、もっとも人気が高いのがGoogleアドセンスでしょう。

広告がクリックされるだけで収益が発生するので、初心者でも比較的カンタンにブログを収益化できます。

アクセス数さえ増やせば、収益も比例して大きくなるのでビジネスモデルもシンプルです。

しかし、もしあなたが今後ブログで大きく稼ぐことを目指すなら、
Googleアドセンス一本でやっていくのはNGです。

なぜならGoogleアドセンスはアクセス単価が低すぎるので、いつまで経ってもお小遣い止まりだからです。

月5万円や10万円以上を狙っていくなら、
Googleアドセンスだけでなく、もっとほかの収益化方法も検討すべきです。

Googleアドセンス一本はNG

ブログ初心者の方が「まずは収益化してみたい」と試しでGoogleアドセンスを使うのはOKでしょう。

アクセス数さえ増やせれば、一定数の読者たちが広告をクリックしてくれるので、数10円、数100円程度ですが、カンタンに収益化できます。

しかし、Googleアドセンスの欠点はあまりにもアクセス単価が低すぎることです。

僕の別ブログの運営データをお見せしましょう。

2020年6月のアクセスデータです。

6月はコロナの影響もあってアクセス数は少なめなのですが、
それでも一日当たり600~700人のアクセスが集まっています。

30日間のPV数は36,642PVです。

Googleアドセンスも利用していますが、2020年6月の収益は8,721円でした。

アクセス単価は「8,721円÷36,642円=0.23円」です。

Googleアドセンスの平均アクセス単価は0.3~0.5円と言われいているので、少し低めかもしれませんが、だいたいの枠には収まっているかなと思います。

ただ別ブログのメイン収益源はGoogleアドセンスではありません。

メルマガを使ったリストマーケティングも行っているので、
Googleアドセンスの収益に加えて、コンテンツ販売での売り上げも加算されます。

しかし2020年6月は残念ながら売上が出なかったので、アドセンス分の8,721円だけが6月分の収益です。

では、コンテンツ販売が売れた2020年1月のデータもご紹介しましょう。

2020年1月ではコロナの影響を受ける前なので、アクセス数が高めです。

1日当たり1,700人ほどのアクセスがあり、月間約97,000PVです。


2020年1月のアドセンス収益は11,670円でしたが、これに加えてコンテンツ販売での売り上げが26万円あります。

1PV当たりの単価は「27万1,670円÷97,513PV=2.78円」です。

Googleアドセンス単体だとPV単価は0.2円ほどでしたが、
コンテンツ販売を組み合わせることで10倍以上のアクセス単価を叩き出せています。

もちろん、コンテンツ販売で毎月20万円以上得れるわけではなく、0円~20万円付近をウロウロしています。

平均的に見れば、別ブログからの収益は月約10万円に落ち着いています。

5年後も10年後もブログをずっと書き続けるのか?

今現在でも月間3万PVはあるので、そこそこアクセス数は多い方だと思いますが、これ以上アクセス数を伸ばすのはさすがに難しいです。

10倍の月間30万PVを集めるためにはさらに記事を書き続けないといけないし、何より僕が目指している方向性と大きく乖離しています。

僕はブログを永遠に書き続けるようなブロガーになりたいわけじゃありません。

ブログをストップした途端、収入がなくなってしまうのはゴメンです。

僕は一度作ってしまえば、今後ずっと収益が発生し続ける「資産ブログ」を作りたいのです。

目標は月100万円を稼ぎ続けれるブログを作ることなので、
がむしゃらにアクセス数だけを増やす作戦は間違っていると考えています。

だから、作戦を変更して新しく当ブログの運営を開始することにしました。

当ブログでは、Googleアドセンスの審査はすでに通過していますが、
Googleアドセンスで収益化するつもりは一切ありません。

どう考えてもGoogleアドセンス一本だと月収100万円は厳しいし、
アフィリエイトやコンテンツ販売に特化した収益化の方がはるかに効率的だからです。

アクセス単価を高める

僕たちがブログ収益を伸ばすためにできる努力はアクセス単価を高めることです。

Googleアドセンスだと1PVあたり0.3円~0.5円くらいが限界です。

それに対してアフィリエイトやコンテンツ販売を組み合わせれば、アクセス単価はグンと高まります。

やり方次第では1PVあたり10円くらいなら誰でも再現できるレベルだと思います。

僕の別ブログでのアクセス単価はMAX2.78円でしたが、
これは僕のブログの作り方が間違っていたからだと思っています。

というのも、月間約10万PVが集まっていたものの、
成約につながらない無駄なアクセス数が多すぎたせいで、コンテンツ販売がなかなか上手くいかなかったからです。

「アクセス数を増やせばいい」という考えはGoogleアドセンスで収益化するときだけ通用します。

Googleアドセンスのアクセス単価は平均0.3~0.5円なので、
逆に言えば、月100万円を狙うなら月間300万PV集めればOKです。

しかし、月間300万PVのブログを作るのは至難の業です。

このレベルは有名ブロガーの領域です。

月間10万PVくらいなら、SEOで上位表示を狙ったり、被リンクを獲得してドメインパワーを高めたり、
いろいろSEOのテクニックを駆使すれば、誰でも再現可能だと思います。

しかし、10万PVを集めた上でさらに290万PVを集める自信は僕にはありません。

最終的には記事を量産することになりそうですが、何年かかることやら。。。
僕にはできる気がしません。

目標は人それぞれ自由ですが、Googleアドセンスの一本化ではお小遣い止まりでしょう。

月100万円どころから、月10万円すらも再現性は非常に低いので、Googleアドセンス一本はあまりおススメできません。

アクセス数は最大ではなく、最適を目指せ

アクセス単価を高めるためにはアフィリエイトやコンテンツ販売が効果的ですが、問題は集客です。

上述した通り、成約につながらないアクセスを集めたところでお金にはつながらないからです。

ビッグワードで上位表示ができたとしても、読者の検索意図が不明瞭ですし、
何より読者のニーズに応えることが難しいです。

なので、「ビッグワードで上位を取ればいい」という考えは短絡的なのです。

では、どのようにしてキーワードで集客すればいいのか?

アクセス数と成約率についてしっかり考えるために、マトリックスで考えてみましょう。

アクセス数:「高」
成約率:「高」

アクセス数も、成約率も共に高いキーワードで集客するのが一番理想と考えるかも知れません。

しかし、残念ながらココはライバルが強い領域なので効率的ではありません。

アクセス数:「低」
成約率:「低」

アクセス数も、成約率も共に低いワードです。

記事を書いても書いてもまったく収益につながらない地獄領域です。

ほとんどの初心者ブロガーがやってしまっているNG行為と言えるでしょう。

アクセス数:「高」
成約率:「低」

アクセス数は稼げるけど、成約につながらないワードは「Googleアドセンス向け」です。

Googleアドセンスであれば、アクセス数さえ集めればそれに比例して収益が発生するからです。

しかし、アフィリエイトやコンテンツ販売で利益を出すために不向きのワードです。

アクセス数:「低」
成約率:「高」

一番の狙い目がココです。

アクセス数は大きく稼げないものの、成約につながりやすいワードです。

2~3語の複合キーワードを狙う、いわゆるロングテールの部分です。

ライバルも比較的少なく、読者の検索意図も明確なので、成約につながりやすいのが特長です。

アフィリエイトやコンテンツ販売でアクセス単価を高めるためには、むやみやたらにアクセス数を伸ばすのではなく、
成約率を高く保てるような良質な読者を集めることが求められます。

つまり、アクセス数は最大化ではなく、最適化を目指すべきなのです。

最後に。Googleアドセンス一本はNG

アクセス数を伸ばすのはご存知の通り、かなり大変です。

アクセス数を伸ばすよりも、どちらかというと、成約率を高める努力の方がラクですし、現実的です。

なので、アクセス数ではなく、アクセス単価を高める努力をすることがブログ収益の最大化につながるはずです。

Googleアドセンス一本に絞るなら「アクセス数を増やせばいい」という考えは正しいですが、
今後ブログで大きく稼ぐためには、いずれGoogleアドセンスを卒業する時期が来るでしょう。

ブログの収益を最大化するなら、どう考えてもGoogleアドセンスだけじゃ厳しいので、
他の収益化でアクセス単価を高めることも意識しておくべきでしょう。